美術大学の学校生活【どんなことが学べるの?編】
この記事でわかること
※大学によって違う場合がありますので注意!
美術大学にはどんな学科があるの?
大まかに美術大学には、デザイン学科と美術学科があります。
デザイン学科にはプロダクトデザイン、テキスタイル(ファッション)デザイン、都市計画デザイン、インテリアデザイン、空間デザインなど大学によりますが数種類あります。
美術学科は日本画科、油絵科、版画科(絵画でまとめられることもある)、工芸、彫刻、現代美術など大学によって多少違いがありますが数種類あります。
民俗科、芸術学部などもあります
美術大学ってどんな授業をやっているの?
美術大学で行われている授業は大きく3種類あります。
・どの学科でも受講ができる授業
・専門学科でないと受けれない授業
・資格の為に行われている授業
◎まずは「どの学科でも受講ができる授業」について
「英語」「フランス語」「ドイツ語」など語学、「音楽」「哲学」「心理学」「法学」などの教養的授業。
「映像芸術論」「西洋演劇史」「総合デザイン論」「日本美術史」「解剖学」「素材学」など美大らしい専門的な科目もあります。
◎専門科目ではないと受けれない授業
簡単にお話ししますと実技の授業です
ある期間で作品を制作し、作品を提出する授業などが多いです。
例えば油絵科だと、3か月で「心」をテーマに作品を制作してくださいというお題が出されます。そして提出日に生徒の前で先生に作品の説明等をし先生に講評(作品についてのアドバイスや感想)があったりします。
最初の学部1年生、2年生は画材の使い方などを教えてくれるので安心してください
◎資格についての授業
資格については後述しますが、教員免許の為の授業「教育概論」「生涯学習概論」などです
美術大学での1日の流れ
大学によっても違いますが、私の場合は、午前は共通の授業、午後から専門の授業という感じでした。
朝9時から、共通、資格の授業を行い お昼を挟んで13時から実技の授業を行っていました。
もちろん授業内の時間だけで作品制作するというのは難しい場合もあるので残ってやることも多くありました。
どんな資格が取れるの?
学芸員資格、中学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許状(美術)、中学校教諭一種免許状(工芸)、高等学校教諭一種免許状(工芸)、高等学校教諭一種免許状(情報)、専修教員免許状(修士卒業のみ)
※大学によって工芸の教員免許状がないなど大学によって違うこともあります。
どんな人がいるの?
正直に言います。宇宙人がたくさんいます。(笑)
一般の方からすると理解できない言葉を話す事が多いかもしれません。それだけ専門的な考え方、知識に特化した大学です
もちろん大学によって特色が違います。ぜひオープンキャンバスに行ってみましょう。