成功学
この記事でわかること
渋沢栄一からみる成功学
まずは成功者を観察してみましょう
視、観、察
視:その人の外見と行動を見てみましょう
観:その行動、外見の動機を見てみましょう
察:その人が何に満足しているか喜びを得ているかをみる
その人の喜んでいるところをを観察することによって、その人の本質が見えてくる
目指したい人のそういう部分を観察すると、そういうところが見えてくるんではないだろうか。
蟹穴主義
身の丈に合った穴を掘り仕事をするという事であるが本当に言いたいことは
自分の得意なことで社会貢献することが、その人の満足であるべき
自分の才能を超えて他の分野に手を出してはいけませんよという事です。
(ただ同じジャンルであれば可)
その分野を探し求めて結果があれば成功するという考え方です
では夢を実現するには何が必要なのか!
常識と習慣であるとのべています。常識とは知情意の事です。知恵、情愛、意志です
まずは意志が必要です。私はこうしたいんだ!という意思が必要です。
それと共にその為にどうするべきかという知恵、知識が必要です。勉強しましょう
その上で、情愛が必要です。というのはこの情愛が欠けると、足元をすくわれいずれは衰退してしまいます。これらが常識です
これらを手に入れるのはすぐに手に入りません
なのでこれらを身に着けるために習慣としていきましょう。
けして我欲の為に何かを犠牲にしてはならない。それはいずれ誰かに見抜かれてしまいますぞ。というお話です
正しく設けて正しく使いましょう(儒学)
この渋沢栄一の教えは儒教に基づいた論語を元に勉強した考え方です。
中田敦彦史上No.1書籍!渋沢栄一「論語と算盤」〜成功に必要なのは常識と習慣〜②
素晴らしい動画でした!
道教から学ぶ成功学
まず初めに儒教の根幹は
人徳を持つものが成功し会社や国を大きくする
根幹にあります。先に考えた知徳意の徳を、成功とは何なのかを根幹から覆します。
①人徳の根幹
無功徳という言葉があります。
ある王様がいっぱいお寺を立て服にもたくさんの念仏が書かれて、入り熱心に仏教に入れ込みます。そしてこれだけの徳を積んだのだから私にどれだけの成功がありますか?
とだるま(お坊さん)に聞きました。「無」です。と即答されました。
動機が成功とか祝福だったからです。徳は無私の徳じゃないといけません。アガペーですね
②成功したら大変です
和光同塵という言葉があります
木の寿命というのがあります。非常に立派な木はお城の製材に使われます。大きな木はテーブルに使えます。この貧弱でいびつな木は、実は最後まで切られずに残っていきます。
成功したら、つぶれたり、足を引っ張られてつぶされたり、まさに切られます。
③大きくしてもきりがない
小国寡民という言葉と上善如水という言葉があります
上善如水、水は決して固くはないが、ぽたぽた垂れて岩に穴をあける。それだけの強いのだ。自然のままに生きる強さがあります
これを成功か?と思われるかもしれませんが実は立派成功です
生存戦略と考えてみると、成功で短命に散るか、自然のままに行き生き残るどちらが成功と呼べるだろうか
最終的にどちらが成功でしょうか
成功なんてしなくていい「老子と荘子」〜儒教の帝王学を無効化する道教〜後編
成功 あなたはどちらの成功を望みますか?