美術の教科書【初めての抽象絵画の鑑賞方法】
この記事でわかること
抽象絵画って何?
そもそも「抽象絵画」とは何かというところからお話しします。
具象絵画の反対です。
具象絵画とは写実的に描く技法です。その反対で描く対象の写実的な再現ではなく、点・線・面・色彩などを用いた非具象的な絵画のことです。
もっと簡単にいうと、描く対象くものにどうアプローチするかという事です。
写真のように描くか、それともその内面を表すアプローチをするかという点です。
※もちろん画家によって違うことがあります。
ぶっちゃけ抽象絵画って何がすごいの?
こんなの小学生でも描けるじゃん!と 思われた方いらっしゃるのではないでしょうか。
ピカソ、ダリ、ブラックなど含めてうーんわからん!となることもあるはず。要は視点、観点の違いなんです。
モチーフ、題材に対してどうアプローチしていくかその違いです。実はてきとーにちょちょいと描くだけでは抽象絵画にはなりません。
自分の表現したいことをどう描いたら表現できるだろうと悩みぬいた末に描けるようになります。
もっと簡潔に言うと、対象物を見ながら描くのが主体なのが具象絵画、内面や感情を主体に表現するのが抽象絵画ということになります
簡単に描いていそうで、実はすごく描くのが難しい、それが抽象絵画です。
抽象絵画の鑑賞方法
これは簡潔に言えます。自分のこの絵画を飾りたいとか、自分ならこの絵画にいくら払うかで考えてみましょう。
自分ならどうする?という視点で考えると、より美術作品に対して好き嫌いが明解にわかります。
こういう絵画を分かった方がかっこいいとか、そういうものではないので、自分ならこの作品好きとか、嫌いとかで一度考えてみると楽しいかもしれません。
楽しく絵画を見てみましょう